「腰痛改善におすすめの食べ物はなに?」「食事で腰痛って改善できるの?」食事で腰痛が改善できるのか気になったことはありませんか。
本記事では、食事が腰痛にどのような影響を与えるのか解説します。また、簡単に作れるレシピも紹介しているので是非参考にしてみてくださいね!
腰痛があると、重いものを持ち上げるとき不安だったり、長時間座るのが辛かったり、日常生活が楽しくないですよね。
実は食生活を変えることで、痛みの軽減などに効果が期待できるんです!
この記事では、腰痛改善に効果が期待できる食べ物や、腰痛の原因になる可能性のある食べ物について紹介します。
この機会に食生活を改善し、腰痛にアプローチしていきましょう!
食事で腰痛は改善できるの?
結論からいうと、食事で腰痛を改善することは可能です。
腰痛を改善するためには、腰椎やその周りを支える筋肉をよい状態に保つことが大切です。
なので、骨や筋肉を作るために必要な栄養素をしっかりと摂取する必要があります。
また、冷えや血行不良の対策をして、筋肉を良い状態で維持できるように、食事を見直していきましょう。
ただし、食事だけでは改善できない危険な腰痛もあります。
腰痛の状態を自分で判断することは危険ですので、まずは病院や整体院で診てもらい、どのような状態か確認してくださいね。
腰痛の原因になる意外な食べ物2選!
腰痛の原因になる意外な食べ物をご紹介します。
普段何気なく食べているものも、腰痛の原因になることがありますよ。
ご紹介する食べ物を避けたり控えたりすることで、腰痛の要因を減らしていきましょう!
体が冷える食べ物
体が冷えると、血管が縮み血行が悪くなります。
血行が悪くなると、疲労物質が貯まりやすくなり、痛みが生じます。
このような状態にならないためにも、体が冷える食べ物を食べ過ぎないようにしましょう。
体が冷える食べ物には次のようなものがあります。
- 野菜(キャベツ、レタス、きゅうり、なす、トマト、もやし)
- フルーツ(バナナ、パイナップル、オレンジ)
- 調味料(白砂糖、マヨネーズ)
- 飲み物(ビール、コーヒー、牛乳、豆乳、白ワイン、緑茶)
アルコール
アルコールの摂取は、腰痛を悪化させる可能性があります。
アルコールが体内に取り込まれると、アルコールを無毒化するために大量のビタミンB群が消費されます。
ビタミンB群は、体のいろんな機能を正常に動かしたり、筋肉を回復する大切な栄養素です。
そのため、アルコールの分解にビタミンB群が消費されてしまうと、筋肉の回復に使われるはずのビタミンB群が減少してしまいます。
結果、筋肉の回復が追い付かず、腰痛に繋がる可能性があるのです。
毎日お酒を飲んでいる人は、休肝日を設けて、アルコール摂取量を少なくしてみてくださいね!
腰痛改善におすすめの食べ物3つ
では、腰痛の改善に効果が期待できるおすすめの食べ物をご紹介します!
腰痛の改善に効果的といっても、食べ過ぎると健康を害する可能性もあるので、過剰摂取には気をつけましょう。
ビタミンB₁を含む食べ物で痛みを緩和しよう
ビタミンB₁には、筋肉や神経の疲れを緩和する働きがあります。
通常の食事であれば過剰摂取の心配はありません。
ビタミンB₁を多く含む食品には次のようなものがあります。
普段の食事に取り入れてみませんか。
- ぶたのヒレ肉 1.32mg/100g
- うなぎ(かば焼) 0.75mg/100g
- 玄米 0.16mg/100g
- ごま 0.95mg/9g
豚肉は、ヒレ肉だけでなく他の部位にもビタミンB₁が含まれているので、普段から多く摂るように心がけましょう!
ビタミンEを含む食べ物で冷え性を予防しよう!
ビタミンEが不足すると血行が悪くなり、冷え性にも繋がると言われています。
ビタミンEを多く含む食品は次のようなものがあります。
- アーモンド(乾) 30.3mg/100g
- らっかせい(乾) 11.4mg/100g
- ぎんなん(生) 2.5mg/100g
一方で、ビタミンEを多く摂り過ぎると血液が止まりにくくなることが知られています。
また、骨粗しょう症のリスクを高める可能性があることを示唆する研究結果も注目されています。
通常の食事であれば、多く摂り過ぎる心配は少ないですが、リスクもあるのでくれぐれも摂取量には気をつけましょう。
(参考)ビタミンE 一日の摂取目安
- 18~29歳男性の目安量 6.5mg(800mg以上摂取しない)
- 18~29歳女性の目安量 6.0mg(650mg以上摂取しない)
- 30~49歳男性の目安量 6.5mg(900mg以上摂取しない)
- 30~49歳女性の目安量 6.0mg(700mg以上摂取しない)
- 50~69歳男性の目安量 6.5mg(850mg以上摂取しない)
- 50~69歳女性の目安量は6.0mg(700mg以上摂取しない)
カルシウムを多く含む食品
カルシウムをしっかりと摂取することで、骨を強化して腰痛を予防することができます。
一方、摂り過ぎてしまうと高カルシウム血症などの健康障害が起こります。
一日に2500mg以上摂取しないようにしましょう。
また、通常の食事で摂り過ぎる心配は少ないですが、サプリメントなどを使用している場合は、過剰摂取に注意しましょう。
カルシウムを多く含む食品は例えば、次のようなものがあります。
- 加工品干しエビ 7100mg/100g
- かたくちイワシ(田作り) 2500mg/100g
- まあじ(小型・骨付き) 780mg/100g
- ナチュラルチーズ(パルメザン) 1300mg/100g
- ヨーグルト 140mg/100g
- 牛乳 110mg/100g
腰痛改善におすすめの簡単レシピ2選!
これまでに紹介した、腰痛改善におすすめの食べ物を使ったレシピを紹介します。
簡単に作れて美味しいレシピなので、ぜひ試してみてくださいね!
カルシウムたっぷり「小イワシの田作り」
まずは、小イワシの田作りを紹介します。
腰痛予防のためにも、カルシウムを沢山摂って骨を強化していきましょう!
とっても簡単なので、ぜひ毎日のカルシウム補給に作ってみてください。
材料/2人前
乾燥小イワシ 50g
①醤油 大さじ3
①みりん 大さじ3
①砂糖 大さじ3
①ごま 適量
作り方
- 熱したフライパンで乾燥小イワシを炒り、水分を飛ばしましょう。
- 鍋で①を熱してとろみが出てきたら小イワシを入れて絡めましょう。
- お皿などに盛りつければ完成です!
ビタミンB₁がたっぷりの「ゴマ鍋」
次にゴマ鍋を紹介します。
ゴマにはビタミンB₁が多く含まれており、疲労回復に効果が期待できますよ!
鍋料理で体を温めて、血の巡りを良くしてみましょう!
材料/2人前
鶏もも肉 1枚
酒 大さじ1
春菊 1株
長ねぎ 2本
里芋 2個
餅 2個
①ごま油 小さじ1
①醤油 大さじ1
①みりん 大さじ2
①中華スープ 2カップ
①胡麻ペースト 大さじ3
作り方
- 鶏肉を食べやすい大きさに切り、酒をふってもみ込む。
- 里芋の土を落として皮をむく。
- 長ネギと春菊はきれいに洗い、一口サイズに切る。
- 鍋に具材を並べ、①を入れてひと煮立ちさせる。
具材にしっかりと火が通ったら完成です!
まとめ
慢性的な腰痛や、軽い腰痛は食生活を工夫することで痛みの軽減などに効果が期待できます。
しかし、腰痛の中には今すぐ治療が必要な危険な腰痛が隠れている場合もありますから、まずは、病院や整体院などで正しい診断を受けてから、セルフケアとして食生活の改善をしてくださいね!
また、腰痛に限らず、栄養バランスのとれた食事は健康に繋がります。
たんぱく質、脂質、糖質、ビタミン類、ミネラルといった5大栄養素をバランスよく摂取していきましょう!
レシピはどれも簡単ですので、是非チャレンジしてみてくださいね!