ポールストレッチで肩こりは解消できる?正しい実践方法と商品選びを解説

セルフケア

エクササイズグッズとして人気のポールストレッチ
自宅でも手軽に使用でき、ポールの上に乗るだけでも一定の効果を感じることができるため、運動初心者からアスリートまで幅広い層が利用しています。
様々な効果が期待できるポールストレッチですが、とくに注目して欲しいのが「肩こり」に対する効果です。

ただし、ポールストレッチで肩こりを解消するには正しい実践方法と商品選びが必要になります。
本ページでは、肩こり解消が期待できるポールストレッチの実践方法や、多くの方が勘違いしているポールストレッチの商品選びについてくわしく解説していきます。

ポールストレッチで肩こりは解消できる

ポールストレッチで肩こりは解消できます。
ポールストレッチが肩こりにもたらす効果は以下のとおりです。

背筋をほぐしてくれる

僧帽筋・広背筋・脊柱起立筋など。

いわゆる背筋と呼ばれる背中の筋肉は肩こりと密接な関係があります。

とくに近年では、スマートフォンやパソコンの使用で普段から疲労を受けやすい背筋。

疲労を受けると血流が悪くなり筋肉が硬くなることで「凝り」を発症してしまいます。
ポールストレッチは、そんな背筋の凝りを解きほぐす効果が期待できるため肩こりの解消につながるのです。

姿勢がよくなる

ポールの上に乗る姿勢は何気に筋肉(体幹)を使います。
体幹が適度に鍛えられると、日常生活の姿勢が良くなり姿勢の悪さからくる肩こりを予防・解消することができます。

呼吸が深くなる

ポールの上に乗る姿勢は胸を開き、深い呼吸を促してくれる姿勢です。
深い呼吸は、血流を促し筋肉や軟部組織に酸素を供給してくれ負担を軽減してくれます。
そのため、呼吸の面からみてもポールストレッチに乗ることは肩こりの解消につながるでしょう。

リラックスできる

ポールの上に乗ると、背中に適度な刺激が与えられ心地よさを感じます。
心地よい刺激は「リラックス効果」を得ることができ、ストレス解消も期待できるため肩こり解消に一定の効果があります。

肩こりを解消するポールストレッチの実践方法

ポールストレッチは正しい実践方法を知らないまま使用すると、かえって背中や腰に負担がかかり症状が悪化してしまうリスクがあります。

以下では、ポールストレッチの正しい実践方法をご紹介しますので、ぜひ参考になさってください。

  1. ポールストレッチを置かずに直接床の上に仰向けで寝る。
  2. 背中の着き具合。腰の浮き具合など現状の体を把握しておく。
  3. ポールを縦向きの置き、ポール最下部にお尻を置いてから上体を寝かせる。
  4. 両膝は90度ほどに曲げ、両手は手のひらが天井を向くように肘から手は地面に添わせる。
  5. ポートの上で上体を軽く左右に揺らす。
  6. 肘から手を地面に添わせた状態で、床を磨くように円運動を行う。
  7. ポールから降りるときは、お尻から降りる。
  8. 2のチェックを再度行う。

ポールの上に乗るさいの基本姿勢は3~4になります。
ポールの上でのストレッチ方法は今回ご紹介したもの以外にも様々な方法がありますが、基本姿勢さえ正しい姿勢が取れていれば、ポールの上に乗るだけでも効果は十分期待できます。

ポールストレッチ使用時の注意点

ポールストレッチを使用するときは、以下の点にご注意ください。

使用時間は10~15分を目安に

ポールストレッチは長く使用すれば効果が高くなるわけではありません。
使用時間は10~15分が目安。少し物足りなさを感じるかもしれませんが、乗りすぎはかえって背中や腰に負担が掛かってしまうためご注意ください。

頭がはみ出ないようにする

身長が高い人などは、お尻から頭までがポールにおさまらない場合があります。
そんなときは、頭の位置を優先してポールの上に置きましょう。
少しでも頭がポールからはみ出ると、基本姿勢が崩れてしまい首や肩に大きな負担を掛けてしまいます。
そのため、まずは頭を確実にポールの上に置くことが大切です。

痛みを感じたら使用を中止する

ポールストレッチの上に乗ったさいに、背中や腰に痛みを感じる場合は使用を中止して安静をとるようご注意ください。

ポールストレッチは、肩こりの予防や解消効果がありますが、現状のひどい痛みやしびれなどを改善する治療道具ではありません。
そのため、ひどい痛みやしびれがある場合はポールストレッチを使用せずに、お近くの医療機関・整体院などの専門施設への来院をおすすめします。

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ポールストレッチの選び方

ポールストレッチのような商品は、現在様々な種類が販売されています。
では、ポールストレッチの商品選びに関して、多くの人が誤解されている内容も含めて以下でくわしく解説していきます。

代表的な商品は「ストレッチポール」

ポールストレッチの代表的存在といえばストレッチポールです。
日本のトレーナーがアメリカへ留学したさいに、当時アメリカでは主流だった円柱を使ったコンディショニング方法を日本に持ち帰り「ストレッチポール」として広めたといわれています。
硬すぎず柔らかすぎない耐久性の高い独自のEPE素材を使用した、医療現場やアスリート界隈でも使用される商品です。

「ストレッチポール」は商品名

「ストレッチポール」という名称は特定の商品名をあらわします。
現に、ストレッチポールの末尾には、商標登録をあらわす丸で囲んだRの文字があります。
つまり、ストレッチポール以外のポールが「ストレッチポール」という名前を出すことはできないため、フィットネスポール・ヨガポール・エクササイズポールなどの名前で商品販売されているのです。

用途に合わせた商品選びが大切

もちろん、ストレッチポール以外にも良い商品はたくさんあります。
価格や商品の特長をリサーチしたうえで、自身の用途に合った商品を選ぶことが大切です。
ただし、あまりにも価格が安い商品は、すぐへたりや凹みが出てしまい商品価値がなくなるものもあるため十分ご注意ください。

肩こり解消のためにポールストレッチ以外に必要なこと

肩こり解消のためにポールストレッチを実践する場合は、併せて以下のことを実践すると更なる肩こり解消効果が期待できます。

姿勢の見直し

ポールストレッチで姿勢が良くなっても、日常生活で足を組んだり、横座りをしたりなどの不良姿勢をとってしまえば元も子もありません。
これらの不良姿勢を徹底して辞めることで、肩こり解消の効果が更に期待できます。

適度な運動

「ポールストレッチをしているから運動は必要ない」と考える人もいますが、ポールストレッチをエクササイズと捉えるには多少運動強度が足りない気がします。
あくまでも、ポールストレッチは体を整えるコンディショニングという位置付けで考えて、ウォーキングや筋力トレーニングなどの適度な運動を行うと、肩こり解消効果が更に期待できます。

整体院への通院

肩こりを根本から解消したい場合は、プロの力を借りることが一番です。
ポールストレッチを実践したうえで、整体院による施術を受ければ早期の肩こり解消も夢ではありません。
ただし、多くの整体院が立ち並ぶなかで、どこの整体院へ通うのかも重要なポイントとなります。

【当院の肩こりを改善するための施術内容】

まとめ

ポールストレッチと肩こりについてお伝えさせていただきました。
ポールストレッチは、肩こりに対して一定の解消効果が期待できます。
正しい実践方法と注意点を守ったうえで、効果的に肩こりを解消していきましょう。

【自分ではもう肩こりに対処できない と思ったら】

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