疲れてるのに眠れない原因は自律神経!?|不眠解消の方法も併せて解説

セルフケア

体は疲れているのに眠れない。

多くの方が一度は経験したことがある現象ではないでしょうか。

もちろん、その日のコンディションにより不定期に起こることは誰にでもあります。

ただし、体が疲れているのに眠れない状況が連日のように続くと、心身ともに疲弊しきってしまい悪循環に陥ることは容易に想像がつくのではないでしょうか。

このような状態を総称して「不眠」と呼ぶこともありますが、なぜ疲れているのに眠れないという現象が起きるのかをくわしく理解している方は意外と少ないことが現状です。

本ページでは、そんな疲れているのに眠れない「不眠」でお悩みの方へ向けて、原因と対策方法をわかりやすくお伝えさせていただきます。

お困りの方は、ぜひ最後までご覧ください。

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疲れてるのに眠れない原因は自律神経!?

疲れているのに眠れない原因はいくつかありますが、とくに自律神経の乱れが原因によるものが代表的です。

では、どのようなメカニズムで自律神経が乱れると疲れているのに眠れないといった症状があらわれるのでしょうか。

以下でくわしく解説します。

就寝時に交感神経が優位になってしまう

通常であれば、夜眠りにつくときには「リラックス神経」とも呼ばれる副交感神経が優位に働き自然と眠りにつくことができます。

しかし、自律神経のバランスが乱れている場合、夜眠りにつくときにも「興奮神経」とも呼ばれる交感神経が優位に働いてしまうことで、なかなか眠りにつけなくなってしまうことがあります。

深部体温が下がらない

画像引用元:テルモ体温研究所「睡眠と体温」より

人の体は眠りにつくときには、深部体温が緩やかに下がることでスムーズな入眠ができます。

しかし、自律神経のバランスが乱れると、体温調節がうまくいかずに眠りにつくときにも深部体温が上がったままとなるため、スムーズな眠りにつけなくなってしまいます。

過度なストレスを感じている

心理的ストレス・身体的ストレスはどちらも自律神経のバランスを乱す大きな要因となります。

体は疲れているけど、考えごとがあってなかなか眠れない。体は疲れているけど、だるさや痛みを感じて眠れないなどのストレスが原因で、スムーズな眠りにつけないことがあります。

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自律神経が原因で疲れてるのに眠れない症状を改善する方法

疲れてるのに眠れない症状は自律神経が大きく関わっていることは先述したとおりです。

では、ここからは実際に疲れてるのに眠れない症状を改善する方法をお伝えさせていただきます。

体内時計を整える

朝、目が覚める。昼、活動的になる。夜、眠くなる。

これらはすべて人の体に備わっている体内時計(サーカディアンリズム)によるものです。

しかし、昼夜逆転の生活や夜更かしなど、不規則な生活をくり返すことで体内時計が徐々に狂いはじめ、不眠をはじめとしたさまざまな不調を発症することになります。

体内時計の整え方は、規則正しい生活をおくることが第一。

誰でもできる簡単な方法は、朝起きたら太陽の光をしっかりと浴びて、夜寝るときは極力光を浴びないようにすることです。この方法を徹底するだけでも体内時計が整い、質の高い睡眠がとれるようになります。

お風呂に浸かる

人の体は眠りにつくときに深部体温が下がることでスムーズな入眠ができることは先述したとおりです。

もし、自律神経の乱れによって深部体温がうまく下がらない場合はお風呂に浸かることをおすすめします。

お風呂の入り方は、就寝時間のおよそ3~4時間前を目安にお風呂に入ります。38~40℃ほどのお風呂に15~20分ほど浸かると一時的に深部体温があがり、就寝時間には深部体温が下がりはじめている頃でスムーズな眠りにつくことができます。

注意点としては、熱いお湯に長時間浸かり過ぎないこと。また、就寝時間前に運動や食事を行うと深部体温が上がってしまうため避けるようにしましょう。

寝具の見直し

枕や布団やマットレスなど。寝具が原因で寝つきが悪くなることも可能性としてはあります。

とくに、長年使用している寝具は、へたりや凹みなどがないか確認してみてください。

今まではとくに問題なく使用していた寝具でも、へたりや凹みが原因で極端に寝つきが悪くなってしまうケースもあります。

また、通気性の悪いマットレスは、就寝中に熱が体内にこもりやすく、本来下がらなければならない深部体温が下がりきれず眠りの質が悪くなる可能性があるためご注意ください。

無理に眠ろうとしない

疲れているのに眠れない日々が続くと「体に悪影響を及ぼすかも!?」という恐怖心から眠ることへのプレッシャーを強く感じることになり、余計に眠れなくなってしまいます。

とくにベッドなどの寝床についた状態で眠ることへのプレッシャーを強く感じると、ベッドが眠らなければいけない場所だという潜在的な意識が植え込まれてしまうため要注意です。

対策としては、眠れないと感じたときは無理に眠ろうとせずに一旦ベッドから離れましょう。その後、ダウンライト等の薄暗い照明のなかで読書や瞑想などを行いながら眠気が来たら再度ベッドで寝ることがベストです。

このときに、スマートフォンやテレビなどを見ると余計な光を浴びてしまい交感神経が優位になってしまうためご注意ください。

疲れてるのに眠れないときのNG行動

疲れているのに眠れないときの対策や改善方法はお伝えさせていただきましたが、気づかないうちにNG行動をしてしまっている人も多くいます。

多くの方がご存知のNG行動だとスマートフォンの使用。眠る前のスマートフォンの使用は脳内を覚醒させ交感神経が優位になってしまうため寝つきの妨げになることは広く知られています。

しかし、疲れているのに眠れないときのNG行動は他にもあるのです。とくに、以下の行動には十分に注意をして、心あたりがある方は今日からNG行動をとらないよう気をつけましょう。

ストレッチをする

疲れているのに眠れないときに、疲労回復の目的から就寝前にストレッチが効果的という声もありますが、寝つきが悪くなる原因になる可能性があります。

先述したとおり、入眠のとき人の体の深部温度は下降の一途を辿ります。このときに、ストレッチを行うと少なからず体温が上がってしまうリスクがあるのです。

もし、ストレッチを行うのであれば、就寝目安時間の2~3時間前がベスト。就寝直前や、眠れないからといって入眠途中にストレッチを行うことは逆効果になりやすいためご注意ください。

お酒を飲む

アルコールは寝つきをよくしてくれる効果があるのは事実です。そのため、眠れないときに少量のお酒を飲む方法はたしかに存在します。

ただし、アルコールの作用がきれたときには、逆に脳が興奮状態になってしまい眠れなくなってしまうことが最大のデメリット。おそらく、アルコールの作用で眠れたとしても、夜中に目が覚めてしまったという経験がある方も少なくないのはないでしょうか。

また、お酒を飲んで寝る行動を日常的に継続していると、お酒を飲まないときに極度に眠れなくなり、毎晩の飲酒が必要不可欠になってしまうことも大きな懸念材料となります。

最後に

自律神経が原因で疲れてるのに眠れないときの対策をお伝えさせていただきました。

自律神経と睡眠には密接な関係性がある以上、自律神経のバランスを正常に保つことは非常に大切なことです。

もちろん、自分ひとりの力で解決ができないときには専門施設を気軽に頼りましょう。

とくに、整体院では自律神経のバランスを整えるための施術を受けることができます

また、不安なことやお悩みなどにも親身になって相談にのってくれるため、体も心も楽になりおすすめです。

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