「吐き気をともなう肩こりが最近続いている…」
「肩こりと吐き気って関係あるの?」
ひどい肩こり、そして頭痛や吐き気、とてもつらい症状ですよね。
吐き気を伴う肩こりの原因が、実は自律神経の乱れが原因の可能性があるんです!
また、肩こりや吐き気だと思われる症状の中にも、危険な病気が隠れていることがあります。
この記事では、肩こりや吐き気を解消する方法や危険な肩こりをどう判断したらよいのか、また、肩こりの予防法もお伝えしていきます。
チェックして早速実践してみましょう!
肩こり対策でつらい吐き気を解消して、快適な生活を取り戻してくださいね。
なぜ肩こりで吐き気が起こる?その原因とは?
肩こりは、筋疲労や血液障害によって引き起こされます。
肩こりの原因は様々ですが、進行すると、吐き気やめまいなどを催すことがあります。
肩こりの原因は?
肩こりの主な原因は、以下と言われています。
- 筋の過度の使用
- 血行障害により、疲労物質が蓄積される
- 心理的な緊張
- 不自然な姿勢を長い時間保つ
また、内臓の病気、高血圧、眼精疲労など、特定の疾患が原因となることもあります。
また肩こりが慢性化すると自律神経の障害を併発し、吐き気やめまいを引き起こすことがあります。
肩こりによる吐き気の原因は?
肩こりによる吐き気の原因は、諸説あります。
- 筋肉の緊張による神経の圧迫
- 血管が圧迫されたことによる血行不良
- 自律神経が乱れ、嘔吐中枢が刺激される
一般的には、これらが肩こりによる吐き気の原因と言われていますが、そのメカニズムは推測の域を出ないのが現状です。
吐き気のある肩こり。危険性はあるの?
多くの人が経験する肩こりですが、なかには骨・神経・内臓の異常によって引き起こされるものもあります。
その中でも、病気の症状として肩が凝るケースがあり、ただの肩こりだと思って軽視するのは危険です。
注意すべき肩こり
では、気を付けなくてはいけない肩こりの症状はどのようなものなのでしょうか。
いくつか例をご紹介します。
下記の症状に当てはまる場合は、すぐにでも治療が必要な危険な肩こりの可能性があるため、医療機関を受診してください。
運動時に肩が痛む
運動時に肩が痛む場合、狭心症の可能性があります。
手のシビレ、麻痺を伴う肩こり
手がしびれる、麻痺しているという症状は、首や肩の神経・血管が圧迫されているときの症状です。
吐き気を催すこともあります。
首や肩の動作なしでも痛みがある
首や肩などを動かしていないにもかかわらず痛むときは、骨や内臓の異常・病気の可能性があります。
徐々に症状がひどくなる
徐々に症状が強くなっているとき、進行性の病気(がん)などの可能性があります。
すぐできる肩こりの対処法
それでは、肩こりや吐き気、自律神経の調整におすすめの対処法をいくつかご紹介します。
ぜひ参考にしてくださいね!
温熱療法で肩こりとストレスを解消しよう
自律神経の乱れには、ストレスの解消が効果的です。
体を温めることは、リラックス効果が期待できます。
普段のストレスを解消するために、入浴などのリラックスする時間を作ってみてくださいね。
また、体を温めることで血行がよくなり、筋疲労からくる肩こりの解消に効果的です。
入浴やホットタオルなど、体を温めることで肩こりにアプローチしてみてくださいね。
肩周りのストレッチで筋肉の緊張を緩和しよう
運動不足やからだが冷えていることも、肩こりの原因のひとつとして考えられます。
僧帽筋や肩甲挙筋など、肩を動かす筋肉の血流が悪くなることで筋肉の緊張が高まってしまいます。
筋緊張の緩和には軽いストレッチが効果的です。
また、マッサージにも血行を促進し筋肉の緊張を和らげる効果があるため、軽いストレッチと併用して、肩こりにアプローチしてみてくださいね!
吐き気の対処法
肩こりにともなう吐き気はつらいですよね。
吐き気の原因は様々ですが、胃炎や食中毒などの胃腸に関する症状としてあらわれます。
また、胃の粘膜が刺激されることで吐き気が起こるとも言われています。
それでは、吐き気への対処法について4つの方法を紹介します。
- からだを締め付けている衣服などをゆるめる
- 顔を横にして楽な姿勢をとる
- 吐きたいだけ吐く
- 嘔吐したあとは、うがいをして口の中をきれいにする
また、ご自身で自律神経のバランスがくずれていると感じる場合は、ストレス解消や生活習慣の改善をしてみましょう。
肩こりを予防する方法
肩こりは普段の生活習慣を改善することで予防することができます。
それほど難しいことではないので、ここで紹介する方法を意識して肩こりを予防しましょう!
綺麗な姿勢で椅子に座ろう
普段から姿勢の悪さが目立つようであれば、椅子への座り方などを気を付けることが大切です!
特にパソコンでの作業が増えている場合などは要注意です。
ポイントは、猫背で背骨が曲がり、脊髄が圧迫されないようにすることです!
片側に長時間の負担をかけない
肩掛けリュックを普段使っている方も注意した方が良いでしょう。
ショルダーバッグだと、片方の肩に重さが集中してしまうので、両方の肩で背負うタイプのリュックを使うようにしましょう。
ポイントは、両肩へのバランスを保つことです!
体操で血行を促進し、肩こりを予防しよう
肩を動かす運動を続けることも肩こりを改善するのに有効とされています。
ポイントは肩関節を拘縮させないことです!
肩を上げ下げしたり、大きく肩関節を動かすように回したりする運動から、首を左右に傾けるストレッチをするだけでも、肩こり予防には効果的です。
自宅やオフィスでも簡単にできるので、家事や仕事の合間に行うようにしてみてください。
まとめ
自律神経がみだれると、肩こりと吐き気のどちらの症状も出やすくなります。
ですので、両方の症状を感じているときこそ、気分をリラックスさせることで自律神経を良くして、肩こりや吐き気を和らげましょう。
すぐに症状をおさえたいときは、肩を温めたり軽くストレッチをするなどして、対処しましょう。
吐き気を抑えたい場合は、からだの締め付けを解放して、無理に動かないことも大切です。
どちらも、症状が長引く場合には注意してくださいね。
肩こり体操を日課にして、つらい肩こりと吐き気のない生活を送っていきましょう!